沖縄県最大級のロックフィルダム”福地ダム”でドローンによる点検を行いました。
福地ダムは戦後米軍工兵隊が建設したダムで70年以上を経ていることから点検が必要となっています。
特に上流洪水吐きは海岸に接しておりアプローチする道路がなく、75mもの急峻な階段を降りていかなければならないことから、コ ンクリート劣化・損傷状態を把握する調査は困難でした。
ドローンによる高画質撮影により、詳細なオルソ画像を作成することにより、コンクリートの損傷状況を把握することができます。
ただ、従来のGPSを利用したドローンの飛行ではダム堤体によるGPS電波の攪乱によりドローンの位置把握が困難となり堤体付近は飛行できませんでした。
当社のGPSを使用しない飛行システムであるTSコントロール飛行システムはGPS電波の状態が悪い堤体付近でも正確に飛行できます。
今回、八千代エンジニアリング株式会社様と共同開発した「ダムルック」サービスはダムの形状に沿った飛行方法を作成し、高解像度カメラによる連続撮影と合成により3次元点群、高解像度オルソ画像を作成し、点検、診断できます。
今回の点検飛行は内閣府沖縄総合事務局 さまからの依頼により、八千代エンジニアリング様からの依頼で撮影いたしました。
詳細は下記の内閣府沖縄総合事務局 様のプレス発表、八千代エンジニアリング株式会社様の発表をご参照ください。
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